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薔薇のマリア 紹介文


 「薔薇のマリア」

 この本に出会ったのは図書館でした。図書館通いの中見つけたお気に入りの文庫です。
ただし、私はこの本を全巻持っておりません。(御免なさいm(_ _)m)
持っている巻はⅡ巻とⅢ巻です。

とりあえずはこんな感じのお話ですと言うことをのせます。

 角川スニーカー文庫、作者は十文字 青さん。Ⅰ~Ⅵ巻にプラスの二冊が発売されております。
最近ではラジオも放送され、CDが発売されております。漫画もあるらしいけど確かめていません。


 王が統治をしない無統治王国サンランド(王様はいることになっています。)
統治をしない代わりに法がなく、略奪、殺戮当たり前。という厳しい国。
国の地下には無数の迷宮が広がり、そこでは異界生物(フリークス)が生息し、それを倒すことで日々の糧を得ている侵入者(クラッカー)が暮らしています。

 物語は美しくも弱いマリアローズ(外見は女の子だが、女じゃないと主張する)と所属するクラン(ギルドが一番近いが、一種のまとまりと思ってください。)を中心に彼らの生き様を追っていく物語です。

 この話で何がいいかというと、やはり個性豊かなキャラクターたちです。
正体不明の団長やら、魚顔の死にマニア。不幸だけども魔術の才能豊かな少女。見た目は幼子、中身はお姉さん。ウンチク王の破戒僧。ツッコミ上手の元アサッシンなどなど。主人公の周りだけでもかなりの個性豊かなメンバーが勢揃いしています。

 時に迷い、落ち込み、あがきながらそれでも前へ進んでいこうとする彼らの生き様や周囲の人々の心の動きに惹かれました。正体不明の連中ばかりで、まだ多くの謎が残っています。暗いながらも、どこか共感できるものや自分自身のあり方を考えさせられました。私としてはお薦めの文庫です。

 なので、なるべくこれの二次創作もしてみようと思います。
これのCPはアジアン×マリア。
アジアンはよそのクランのマスターにもかかわらず、マリアローズにストーカー行為を働く謎の変態です(笑)
BLものは苦手なのですが、マリアローズに関しては性別がよくわかりません!
話としても王道のようですし、これについては書けそうなのでやってみたいとおもいます(笑)
 

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